「商品やサービスをライバルよりも高い価格で販売したい」
「ライバルよりも高くても売れる商品を作りたい」
新しいサービスを立ち上げる際に、誰もが感じる欲求ですよね。
ライバルよりも高い価格で、しかもお客様にはライバルよりも質がいい商品と感じてもらうためには、どうしたらいいのでしょうか。
今回の記事では、高い価格でもお客様に「この品質ならば高くて当然」と感じていただける方法についてお話します。
この方法は、ライバルの商品やサービスとの差別化にも役立ちます。
価格設定に悩んでいる方はもちろん、ライバルとの差別化に悩んでいる方もぜひ参考にして下さい。
高価格帯での販売を狙うなら付加価値を上げろ
ビジネスにおいて、高価格帯で商品の販売を狙うなら商品の付加価値を上げることが最も簡単な手段です。
元々のある商品に付加価値をプラスすることでその分の価格を上乗せすることが可能になるからです。
例えば、会員制ビジネスの場合は、これからご紹介する4つの方法で商品の付加価値を上げることができます。
具体的にお話しますね。
コンテンツを動画で公開する
会員制ビジネスでは、有料メールマガジンや会費閲覧性ブログを利用するケースがあります。
この場合、商品はテキスト形式の情報や画像がメインになる場合が多いのですが、そこに動画を組み合わせることで付加価値を上げることができます。
動画を組み合わせるといっても、難しく考える必要はありません。
テキストの内容を読み上げ、その様子を撮影し、YouTubeにアップロードするだけで動画コンテンツは出来上がります。
iPhoneであればiMovieというアプリがあれば、撮影から編集までスマホ一台で終わらせることができますし、AndroidであればキネマスターというアプリがあればiPhone同様に簡単に動画を作ることができます。
3分程度の動画を作るのに、動画撮影に慣れていない人であれば編集作業も入れて30分程度、慣れた人であれば10分以内に完了してしまうのです。
なぜ、動画でコンテンツを提供することで付加価値が上がるのかというと、そこには人間の深層心理が関わっています。
人は、何かの価値を比較判断する際に、実際に自分で見たり触った経験のあるものと比較するものなのです。
動画でコンテンツを提供した場合に、多くの人が比較対象にするのは、DVDです。
DVDの価格は、一部の格安DVDを除けば安くても3980円、一般的なものであれば5980円程度です。
つまり、動画コンテンツにするだけで、6000円程度の付加価値がつくのですね。
テキストでのコンテンツ作成については、「有料ブログを利用したコンテンツマーケティングで安定収入を得る方法」に詳しく書いてあります。
会員制ビジネスをブログで行うためのノウハウに関する記事ですが、後半部分に記事作成に困らないためのポイントとコツが書かれていますので、ぜひご一読ください。
音声コンテンツを提供する
コンテンツを動画化するだけで簡単に付加価値がつけられるといっても、顔を出しての動画撮影や自撮りに抵抗のある人もいらっしゃいますよね。
そういった場合に便利なのが音声でのコンテンツ提供です。
ボイスメッセージというものになるのですが、こちらも動画と同じように、元々はテキストのみのコンテンツだったものを読み上げて付加価値をつけます。
音声のコンテンツの比較対象になるのはCDです。
このコンテンツを音声で提供するパターンは、日常的なコンテンツの提供にも利用できますが、テキスト化する時間がない場合の非常手段としても使えます。
音声コンテンツの作成には、TwitSoundがおすすめです。
コミュニティを作る
定期的なコミュニケーションをとる場を作ることも付加価値を高めます。
例えば、追加料金を支払うことでワンランク上の会員だけがアクセスできるFacebookページや、オンラインサロンを運用することで、一気に価値が上がります。
サポート体制を厚くする
また、お客様に対するサポートの質が高いほど付加価値が高まります。
例えば、24時間体制でのメール返信、チャットでの個別対応などは大変喜ばれます。
もし、チャット機能を使用してサポート体制を厚くするなら、Chamo-チャモ-というサービスがオススメです。
Chamo-チャモ-のようなチャットサービスを利用することで、お客様にLINEに登録してもらわなくても、携帯メールがわからなくてもサポート体制を厚くすることが可能になります。
まとめ
ライバルよりも高い価格で商品を販売するために有効な手段として、コンテンツの付加価値を上げることをご紹介しました。
既存コンテンツに少しの工夫をするだけで、価値が上がり、お客様の満足度も高まります。
これ以外にも様々な方法があるのですが、考え方のポイントは、「人は自分が今まで体験したことのあるものと比較する」ということです。
比較した時にはじめて、その商品に価値を見出し、購入するのです。
ですので、付加価値を与える際には、「この付加価値をつけた場合に、比較されるものはどんなものか」「比較対象の価格はどれくらいか」しっかり市場調査をした上で、内容を決めましょう。
また、ターゲットがどんなものに価値を見出すのかの調査も不可欠です。
ぜひあなたも、商品やサービスに付加価値をつけ、今以上に大きな売上を手にしてくださいね。