「起業したいけれど、ビジネスのネタが思い浮かばない」
「ビジネスを始めたいけれどアイデアが出てこない」
「いっそ誰かに考えて欲しい!!」
そんな悩みを抱えていませんか。
実は、新しいビジネスのヒントは身近な場所にあるのです。
今回の記事では、新しいビジネスのネタを日常生活から得るための探し方についてお話していきます。
何か特別なことをしなくても、ちょっと視点を変えるだけで、ビジネスチャンスは見えてきます。
新しいことをしたいけれど、具体的に思いつかなくて困っている人は、必見の記事ですよ。
目次
起業ネタは日常から探す
まず始めに、起業ネタを探すときに、非常に重要な考え方についてお話をします。
それは、「日常に入り込むコンテンツは強い」ということです。
毎日使っているコンテンツは退会率が低いのです。
もっと言えば、食後の歯磨きのように習慣化しているとより一層、退会率が低くなる傾向があります。
ですので、新しいビジネスのネタは「使う人の日常に入り込む」ようなコンテンツを探ことがポイントになります。
日常からネタを探すポイント
日常から起業ネタを探すためには、ポイントがあります。
それは、「自分の日常生活を振り返ること」と「人間の基本的な欲を押さえること」です。
自分の日常に溶け込んでいるものは、あなたの見込み客にとっても溶け込みやすいものである可能性が高いです。
また、それらが人間の基本的な欲に関したものであれば、習慣化もしやすいのです。
マズローの欲求5段階説によると、人間の欲求はピラミッド形式に5段階になっており、ピラミッドの最下層から「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」「尊厳欲求」「自己実現欲求」であるとされています。
また、低い階層の欲求が満たされるごとに、上の階層の欲求を満たすことを欲するとされています。
例えば、最下層にあたる「生理的欲求」には性欲や健康に関する欲求が含まれます。これを日常にあるものに当てはめると、精力増強剤やコンドーム、健康増進サプリメントなどが当てはまります。
日常的に行なっていることを最低30個書き出す
ですので、自分の日常を振り返り、日常で行なっていることが人間の基本的な欲求のどの段階にあてはまるものなのかを分析することが大切です。
とはいえ、ただ漠然と考えていても思い浮かびません。
ですので、自分の日常を徹底的に振り返るために、まずは30個「日常的に行なっていること」をリストアップしましょう。
「30個は多い」と感じるかもしれませんが、日常的に行なっていることであれば細分化してしまって大丈夫です。
例えば、食後の歯磨きを「食事の後に歯を磨く」だけで済ませるのではなく、「歯磨きには歯ブラシを使う」「歯磨き粉は3mmくらいつける」「磨く前に口をすすぐ」「磨いた後に歯間ブラシを使う」「歯間ブラシ後に口をすすぐ」のように細分化してみてください。
食後の歯磨き1つでこれだけの項目ができるのですから、30個はすぐに埋まります。
30個リストアップできたら、それが人間の基本的な欲に結びつくかどうかを考えていきましょう。そこに起業ネタがあるのです。
“街中”にある会員制ビジネスを探す
自分の日常からビジネスのネタを探したら、次は“街中”にある成功している会員制ビジネスを探しましょう。必ず1日1個はみているはずです。
例えば、薬局で見かける定期通販で送られてくるサプリメントの広告やソフトバンクやdocomo、auに代表される携帯電話も会員制ビジネスの1つですよね。
会員制ビジネスを探そうと意識して探せば相当な数の会員制ビジネスを見つけることができるのです。
その中でも成功している会員制ビジネスを探してみましょう。
成功している会員制ビジネス3つのポイント
成功している会員制ビジネスを見つけ出すには、3つのチェックポイントがあります。
それは、この3つです。
・初回が無料
・特典、ボーナスが大きい
・システムや機械が高額なものをタダでくれる
具体的にお話しますね。
初回が無料
初回が無料であるということは、無料分を回収できるモデルがあるということです。
初回無料分の料金を回収できるシステムがどのようなシステムになっているのか考えてみましょう。
特典・ボーナスが大きい
入会時のボーナスや特典が大きいものも、初回無料と同様に無料期間終了後の課金でボーナス分の料金を回収できるシステムがあるから成立するのです。
システムや機械が高額なものをタダでくれる
これは、光回線の契約が最も身近でしょう。
光回線に使用するモデム機器が無料でもらえる代わりに、光回線を使用し続ける限り使用料金がかかるというシステムですね。
それ以外の例だと、貸し出し式のコーヒーサーバーも同様です。
貸し出し式のコーヒーサーバーは専用の豆を販売することで元が取れるシステムになっています。専用の豆は、インスタントコーヒーなどに比べると決して安い価格ではありませんよね。
この3つのどれか、もしくは3つの全てが当てはまるモデルは、成功している会員制ビジネスです。
このようなモデルを探し、分析することがオリジナルの会員制ビジネス構築の重要なヒントに繋がります。
まとめ
起業ネタを日常から探すヒントについてお話ししました。
お客様から支持され、継続されるビジネスはお客様の日常に溶け込むものであることが重要なのでしたね。
それを探し出すには、自分自身の日常について細分化してリストアップし、その中でも人間の基本的な欲求に沿ったものをピックアップすることが大切です。
また、成功しているビジネスモデルは“街中”にも存在するのでしたね。
商店街やショッピングモールを歩きながら、成功するビジネスモデルを探し、分析することで自分のビジネスのヒントにすることができます。
ぜひ、いつもとは違う視点で街を歩き、自分や家族の生活を分析してみてください。
もし、あなたが「自分のビジネスでもっと売上をあげたい」「大きな売上を作り出せるビジネスに転向したい」と考えてこの記事を読まれたのでしたら、「値上げしても商品が売れまくる!競合他社に圧倒的差をつける付加価値の付け方」も合わせて読んでみてください。
こちらの記事には、既存コンテンツに付加価値をつけることで販売価格をあげるためのポイントについてお話ししています。きっと参考になりますよ。